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お酒を飲むタイミング

 夜勤上がりの夜明けより少し前の空を見ながらお酒を飲むのがカッコイイ気がしていたので夜勤上がりの週末にはたいていそうしていたのだが、壁を見ても床を見ても味は変わらないので幸福度は上がらないことに最近気がついてしまった。幸福度を上げるには味を変えるしかないし味を変えるには食べるものを変えるしかないぞ。でもおつまみのグレードを上げたところでその差を実感できる舌をしていないからお金の無駄だし、じゃあおつまみの種類を変えてみましょうって言ったってまったく新しい味なんて存在しないし、だからぼくにできることと言ったら気分をどうにかして変えることだけで、お酒を飲むタイミングだとかシチュエーションに凝ってみたりする。具体的には、夜勤上がりの夜明けより少し前の空を見ながらお酒を飲むのがカッコイイ気がしていたので夜勤上がりの週末にはたいていそうしていたのだが、壁を見てもを見ても味は変わらないので幸福度は上がらないことに最近気がついてしまった。幸福度を上げるには味を変えるしかないし味を変えるには食べるものを変えるしかないぞ。でもおつまみのグレードを上げたところでその差を実感できる舌をしていないからお金の無駄だし、じゃあおつまみの種類を変えてみましょうって言ったってまったく新しい味なんて存在しないし、だからぼくにできることと言ったら気分をどうにかして変えることだけで、お酒を飲むタイミングだとかシチュエーションに凝ってみたりする。具体的には、夜勤上がりの夜明けより少し前の空を見ながらお酒を飲むのがカッコイイ気がしていたので夜勤上がりの週末にはたいていそうしていたのだが、壁を見てもを見ても味は変わらないので幸福度は上がらないことに最近気がついてしまった。幸福度を上げるには味を変えるしかないし味を変えるには食べるものを変えるしかないぞ。でもおつまみのグレードを上げたところでその差を実感できる舌をしていないからお金の無駄だし、じゃあおつまみの種類を変えてみましょうって言ったってまったく新しい味なんて存在しないし、だからぼくにできることと言ったら気分をどうにかして変えることだけで、お酒を飲むタイミングだとかシチュエーションに凝ってみたりする。具体的には、夜勤上がりの夜明けより少し前の空を見ながらお酒を飲むのがカッコイイ気がしていたので夜勤上がりの週末にはたいていそうしていたのだが、壁を見てもを見ても味は変わらないので幸福度は上がらないことに最近気がついてしまった。幸福度を上げるには味を変えるしかないし味を変えるには食べるものを変えるしかないぞ。でもおつまみのグレードを上げたところでその差を実感できる舌をしていないからお金の無駄だし、じゃあおつまみの種類を変えてみましょうって言ったってまったく新しい味なんて存在しないし、だからぼくにできることと言ったら気分をどうにかして変えることだけで、お酒を飲むタイミングだとかシチュエーションに凝ってみたりする。具体的には、夜勤上がりの夜明けより少し前の空を見ながらお酒を飲むのがカッコイイ気がしていたので夜勤上がりの週末にはたいていそうしていたのだが、壁を見てもを見ても味は変わらないので幸福度は上がらないことに最近気がついてしまった。幸福度を上げるには味を変えるしかないし味を変えるには食べるものを変えるしかないぞ。でもおつまみのグレードを上げたところでその差を実感できる舌をしていないからお金の無駄だし、じゃあおつまみの種類を変えてみましょうって言ったってまったく新しい味なんて存在しないし、だからぼくにできることと言ったら気分をどうにかして変えることだけで、具体的には、夜勤上がりの夜明けより少し前の空を見ながらお酒を飲むのがカッコイイ気がしていたので夜勤上がりの週末にはたいていそうしていたのだが、壁を見てもを見ても味は変わらないので幸福度は上がらないことに最近気がついてしまった。幸福度を上げるには味を変えるしかないし味を変えるには食べるものを変えるしかないぞ。でもおつまみのグレードを上げたところでその差を実感できる舌をしていないからお金の無駄だし、じゃあおつまみの種類を変えてみましょうって言ったってまったく新しい味なんて存在しないし、だからぼくにできることと言ったら気分をどうにかして変えることだけで、

影の内閣(シャドー・キャビネット)

影の内閣 - Wikipedia

 

 イギリスでは野党第1党の党首が「His or Her Majesty's Loyal Opposition」の影の首相(Leader of the Opposition)に就任し、党所属国会議員から影の閣僚を任命して影の内閣を組織する。

  完全に国家の安全を脅かす存在を影から誅殺する穢れ仕事を負った人々じゃないか! 

 すごいなイギリス。その存在は表の首相ですらおぼろげにしか把握できていないが、“影”の血脈は征服王ウィリアム一世の時代まで遡ることができる。異説ではあるが、征服王の死の遠因となったフランス遠征中の負傷は、遠征軍に紛れ込んだ“影“の人間の「過失」によるものだったとされる。彼は急ぎ過ぎたのだ…

 

 ところで「ジョン」と「スミス」は英語圏ではありふれた姓名であり、だから日本語でいうところの「山田太郎」と同じ偽名の代名詞だ。

 そして1992年から94年までの2年間に影の首相を務めた人間の名を、ジョン・スミスと言う。

ジョン・スミス (労働党党首) - Wikipedia

 完全に名前やそれまでの人生を捨てて国家に奉仕している人じゃないか! その性格や思想、友人や妻との生活に至るまで国家に用意された台本通りの役割を演じているに過ぎない。すべてはイギリスのために。ジョン・スミス。名前のない男は心すらイギリスの所有物……

影の内閣蔵相を務めていた1988年10月に心臓発作を起こし、その後の治療において大幅に体重を減量した。 

  完全に命を狙われているじゃないか! 

選挙後にニール・キノックに代わって新たな党首に選出されたが、1994年5月に急死した。

  暗殺されてしまった!

 

 1988年の影の首相はニール・キノックその人だ。彼は未だに存命である。

 きっと、ニールが――いや、“影”ですら背負いきれなった巨大な何かを、ジョン・スミスは一手に引き受けたのだ。それが出来るのが名前のない人間だから――換えの利く傀儡、自我の存在しない人形、国家のスケープゴート。そのために運用されているシステムこそが「ジョン・スミス」なのだ。94年の5月12日。突然発作を起こした心臓に苦しみながらも、彼の心中は不思議と晴れやかだった。やっと「ジョン・スミス」から解放される……意識が途切れる最後の瞬間に、ジョン・スミスは思った。「おれは、誰だったのだ?」

 

娘のサラ・スミスはジャーナリストになっている。

  完全に父親の死の真相を求めて影の世界に片足を突っ込んでいる人じゃないか!

 ジョン・スミスが築いた家庭はイギリスの意志でつくられた嘘のようなものだったけれど、家庭の中にある暖かな愛情だけは、真実だったのだろう。だからこそサラは、父の死に疑念を拭いきれなかったのだ――

 

 サラがその後どうなったのかはWikipediaに書いてないので分からないが、けれど確実に分かることがひとつだけある。それは、皆さんもご存知の通りイギリスは平和とは言い難くあるけれど、今日も確かにそこにある、ということだ。

 その“影”に、多くの血が流れているということだけは、決して忘れずにいて欲しい――

 

 おわり

魚のアイディンティティ

 きっと領海を泳ぐ魚は排他的経済水域を泳ぐ魚のことを「外側の胡乱な輩ども」だと思っているし、排他的経済水域を泳ぐ魚は領海を泳ぐ魚のことを「狭い世界しか知らない奴ら」だと思っている。

 例えば日本の領海の魚に言わせれば、大間のマグロであるとか明石のタイであるとか日高の銀聖ザケのようなブランド魚はすべて領海内で獲れているのであって、ブランド魚の獲れる海域は価値のある海域なのだから価値のある海域を泳ぐ魚は価値のある魚である。その点、排他的経済水域の魚はただ経済的、政治的な理由で日本の魚ということになっているだけの、「日本」というブランドにタダ乗りした正体の知れない信用ならない連中であり、価値のある我々と並べて語ることはできない胡乱な輩どもなのだ、というところだ。

 それを最後まで黙って聞いていた日本の排他的経済水域の魚は透き通った新鮮な目で領海の魚をじっと見据え、「海域の価値を自分の価値と安易に結びつけるな」と吐き捨てるのだった。排他的経済水域には漁を目的としない世界中の商船、旅船、ときには軍艦やほんとはいけないんだけど密漁戦が航行をしている。我々は世界に触れているのだ。中国韓国とせいぜいロシアの密漁船しか知らないお前らとは違って、我々は世界中に密漁をされている。それは世界中から必要とされているからだ。何が必要とされているのか? それは獲れた海域などという曖昧な付加価値ではなく、排他的経済水域の魚そのものだ。「排他的経済水域」の魚ではなく、「排他的経済水域の魚」が必要とされているのである。どうせどこで獲れようが目隠しで食べ比べればろくに区別もできないというのに、ブランド魚を有り難がっている人間は魚ではなくブランドという情報を有り難がっているというのに、お前ら自身がブランドを有り難りやがって。広い視点を知らないから、狭い世界しか知らないからお海の大将になってしまうのだ。その姿はただただ滑稽である。言い終えた排他的経済水域の魚の目は黄色く濁り始めていた。

 大きく分けてこの二種類のアイディンティティに加え、回遊魚であるとか養殖魚、ウナギ、クジラ、カニなどの魚介という種族のアイディンティティが加わるのだ。誰もが複雑で終わりのない論争を予想した。その先の悲劇を連想せざるを得なかった。12海里と200海里。ただ二者を分けるものは冷徹な数字それのみだと言うのに、どうしてわかり合うことができないのだろう。識者は嘆いた。

 けれど両者の対立は、ある第三者の存在により雪解けの道へと進む。――領海の外縁にあり、基線から24海里の範囲で沿岸国が設定する水域、接続水域である。

 そんなのあったっけ? 領海の魚はえらを傾げた。存在が政治的すぎる。排他的経済水域の魚は嘴を真一文字にした。

 国の権限が曖昧すぎる。政治的な意図で突然広がったのが気に入らない。ブランド的にはどう扱われるんだ? 海保の権限が中途半端なもの嫌だ。そもそも狭すぎるだろ。12海里の時点でしっかり測れるわけないのにそこから+もう12海里ってどうやって測るつもりでいるんだ? 領海が途切れた地点に看板でも立てるのか? 半端な存在で恥ずかしくないの? プライドはないの? どうしてそこから出ようとしないの?

 共通の敵を見つけた両者は、一丸となって接続水域の魚を攻撃することで和解した。咎める魚はどこにもいない。接続水域はもっともマイノリティであったから、誰もひれを差し伸べようとはしなかった。接続水域を泳ぐ魚は迫害なんて慣れっこで、死んだ魚のような目に、弱弱しい笑みを浮かべるだけだった。

 

 弱い者たちが夕暮れ さらに弱い者をたたく

 その音が響きわたれば ブルースは加速していく

 見えない自由がほしくて 見えない銃を撃ちまくる

 ほんとうの声を聞かせておくれよ

 

 ここは天国じゃないんだ かと言って地獄でもない

 いい奴ばかりじゃないけど 悪い奴ばかりでもない

 ロマンチックな星空に あなたを抱きしめていたい

 南風に吹かれながら シュールな夢を見ていたい

 

 TRAIN TRAIN 走っていけ TRAIN TRAIN どこまでも

 TRAIN TRAIN 走っていけ TRAIN TRAIN どこまでも

 

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 おわり