動物戦隊ジュウオウジャー38話「空高く、翼舞う」 仮面ライダーエグゼイド7話「Some lieの極意!」

動物戦隊ジュウオウジャー38話「空高く、翼舞う」

 

 鳥男が地球とジューランドの繋がりを断とうとしているの、てっきりジューランドに何かヤバい存在がいるからだと思っていたんだけどそういう方向性ではなくて、人間とジューマンの種族の違いが生んだかつての悲劇を繰り返さないためだった。

 お…重い…日曜日の朝だぞ…事故とは言え死人が出ている…しかも似たようなことは何度も起きてるっぽい…そのうえ隠蔽体質…

「繋がり」をつくることのリスクや恐れが根本にある。これはジュウオウジャーのテーマを掘り下げるなら当然触れるべき話だし、我々の生きる現実でも普遍的な話でもあるが…どこでも起こりうるだけじゃなく解決が難しいから普遍的なんだ。戦って倒せる敵ではない。ど、どうするの…?

 幸いにしてジュウオウジャーのメンバーはみな気のいい奴らなので、彼ら彼女らが地球とジューランドを結ぶよすがになってくれそうだけど、そう言えば「ジューマン」として人間たちと接したエピソードがあまりないんだよな。みっちゃん編とvsバングレイに尺割いてたから。

 ちょっと話変わる。

 戦隊最終回恒例の素顔変身、人間態が「素顔」じゃないジュウオウジャーではどう扱うのか気になっていたんだけど、今回明かされた過去を踏まえると「それでも他者は繋がることができるんだ」と強調するようなシチュエーションになるのかもしれない。ジニスの策略でジューマンと人間の大断絶が表面化したうえで、あえてジューマン顔の方で、ジューマンとして、地球を守るために変身する。と妄想。

 そもそもジューマンの四人はジューランドに帰りたいのであって、地球を守ってくれているのは純粋な善意からだ。その善意は大和との繋がりがもたらしたものである。鳥男がすべてを独りで背負い、世界の繋がりを断つ為の道具として使った王者の資格は、大和に四人のジューマン(とみっちゃん)との繋がりをもたらした。その事実は二つの世界を繋げうる希望になるだろう。

 

 サグイルブラザーズは同時に倒さないと分裂して何度でも復活する! 108人兄弟ではなかった。

 YOYO言ってるだけの雑なラッパーかと思わせておいてまっとうに強敵だ。復活一芸ではなく息の合ったコンビ攻撃を繰り出してくるうえに、飛行能力まで持っている。飛べる敵二人を当時に倒すには、こちらも飛べる二人で共闘するしかない。

 かくして大和と鳥男が並び立つのである。

 ここに限らずゴリラやホエールが登場した後でもイーグルを使うための必然性に結構気を遣ってるよね、香村純子脚本。

 ぴったり息の合ったアクションでサグイルブラザーズを屠る二人。単純に動きがシンクロしていること自体も美しいが、そうなることに展開上の必然と、これまでの経緯を踏まえた熱さがあるのが最高。香村純子、完全に小林靖子の正当後継者だ…

 決め技かました後の見得、二本のイーグライザーがクロス状になってるの最高過ぎるのでは…

 

 その他気になったポイント

  • ジニス「誰がどれだけ抵抗しようが構わないよ。私を楽しませてさえくれればね」クバルの死亡フラグがまたひとつ。
  • 大和の親関係でもうひとネタありそうだけど、ここで話さないのは何か意図があるんだろうか。言ったら大和がプラスマイナスいずれかに強い影響を受ける? 的な?
  • みっちゃんが随分しっかりしてきた。これも繋がりがつくった成長だ
  • ジューランドは色々なものが四角いのでパンも当然のように四角い。
  • 角が立つって事だな!

 

仮面ライダーエグゼイド7話「Some lieの極意!」

  口元のパイプ、嘴みたいになってない?

 タグの#二足歩行と相まってそういう生き物の写真みたいになってない?

 

 真実が人生を狂わせることもある。仮面ライダーレーザーこと九条貴利矢は、ゲーム病に犯された友人にその真実を伝えたことで、間接的に死に追いやってしまった過去を抱えている。軽薄なキャラクターは自覚的に演じているのだろうか。

 お…重い…日曜日の朝だぞ…事故とは言え死人が出ている…というか貴利矢の精神性が重い…医者としての信念は強すぎるほどに持っているのだろう。患者を助けたいという気持ちに嘘はない。救命に必要なら信頼を得ようともする。が…オオカミ少年みたいになってしまった…

 一番まずいのはオオカミ少年の立場を受け入れてしまったことだ。お前…ちゃんと説明しろよ…孤立するだけだろ…無抵抗で策に嵌ってんじゃねーか…それは英雄的行いではないぞ…

 完全にスレてしまっているんだろうな。真実をすべて自分で背負うつもりなのだろう。でもそれは駄目だ…永夢が手を差し伸べてるじゃねーか…説明は大事…

 説明は大事って話だった。

 出来たら苦労はないんだろうが…

 

 敵の刀の振りが速すぎて間合いに入れない! どうする?→バイクで突っ込む。

 つよい。

 確かにバイクは速いしな! つよいし正しい。

 最近エグゼイドレベル2の出番が減ったのがちょっと不満だったんだけど、流石にレベル3のあの腕ではバイクには乗れない。レベル2の出番である。良いアクションだった。ギリギリチャンバラをキャッチするところカッコよすぎない?

 ライダーのひとりがバイクなんだからバイクアクションが増えるだろうと期待していたけど、早くも人型になってしまった。

「人型になってしまった」って何だよ。人型であるのが当然だろ。誰かのケツを乗せないと本領発揮できないことの方が悲しすぎるだろ…

 人型になれて良かったな!  貴利矢にとって今回唯一のプラス要素だ。

 

 その他気になったポイント

  • グラファイト、もしかしてバクバイザーを使ってバクスターを「培養」しているだけで普通に人間なんだろうか。
  • 飛彩、永夢のことを貴利矢に比べればまぁ信頼できる奴だと思っているようだ。デレの鱗片。
  • ステージセレクト便利だ…メタ的に便利だ…
  • ギリギリチャンバラのバグスターの「miss」エフェクト面白いな。ゲームの設定が演出に活きてる。

 

  

  鳥男も貴利矢も敢えて孤立の道を選んだのは同じだが、ジュウオウジャーたちの繋がりを認めて和解に至れそうな前者と対照的に、どんどん深みに落ちそうな貴利矢である。エグゼイド、本格的に話が動いてきたって感じだ。

 

 前回の感想はこちら

antten.hatenablog.com