通勤の途中でふと空を見上げると、でっぷり太ったオウムが電線に留まっていた。南国めいてお目出度いエメラルドグリーンの羽毛をしみったれた日本人どもに見せつけるその佇まいは、労奴の身からすれば狭い鳥籠を蹴破り世界に羽ばたく自由を謳歌しているよう…
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