買えば良かった2019
前略
最新つよつよゲーム機とつよつよゲーム
PlayStation 4 Days of Play Limited Edition 1TB (CUH-2200BBZR)
- 作者:
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2019/06/07
- メディア: Video Game
あの小島秀夫が新作ゲームをつくったのだからPlayStation4とDEATH STRANDINGを買えば良かったが、買っても触る時間あんまりないし、うちのテレビは小さいし画質よわよわなので遊びながら「PS4のつよつよ性能を活かせてあげられていないなあ」という気持ちになりそうだし、MGS2のミームを遺していこうぜお説教に心を震わせた思春期のあの頃に比べ格段に精神がよわよわになった現在果たして小島ゲーのお説教をきちんと咀嚼して楽しめるのか不安だったし、それに加えて労でへろへろになっていたらいつの間にかサイバーマンデーが終わっていたので買わなかった。でもどうせ操作できる部分だけでも面白いに決まっているし同じお説教なら上司より小島監督の方が聞きたいのでやっぱり買えば良かった。
VRエロ動画に対応しているつよつよVRゴーグル
あらゆるVRゴーグルの中で最もコスパが高いとされるOculusGoも買えば良かったが、VRエロ動画に興味はあるものの一発抜いたらそれで満足してしまいそうで怖いし、VRゲームも気になるけれど一瞬で酔うのが目に見えているし、VRで観る映画は楽しそうだけど映像が視界いっぱいに広がったところでぼく個人の集中力の無さが改善される訳ではないし、万が一にも人生最初のVR体験が思ったほど感動できるものじゃなかったら次は何の技術に夢を見ればいいのかわからなくなってしまうし、それに加えて労であっぷあっぷになっていたらいつの間にかブラックフライデーが終わっていたので買わなかった。でもどうせ飽きるまでのVRエロは激えっちえっちだろうし同じエロなら平面より立体の方がエロエロなのでやっぱり買えば良かった。
高くて分厚いつよつよ人文書
いま最もポップな思想であるところの反出生主義もかつてポップだったインターネットラディフェミ勢や弱者男性論壇のようにFF内での承認回しが何よりも優先されるようになるだろうが勉強しておけばいざそうなったとき知った顔をできるのでベネターの本だって買えば良かったが、インターネットで知った顔をするために3000円払ってしまったらそれは何かの『終わり』だし、別にゴリゴリにアカデミックな倫理学をやりたいわけではなく知的なフリをしたいだけだし、インターネットの闘争を覗くくらいなら青空とか花を見る方がずっと精神に効くし、それに加えて労であへあへになっていたらいつの間にか文章を読解する能力が終わっていたので買わなかった。でもどうせこれから言及される機会が増えていく話題だからいつレスバトルになるか分からないし同じ本なら文庫より鈍器になる方が物理バトルにも対応できるのでやっぱり買えば良かった。
2020年も欲求を敢えて満たさないことで、満足の先に待ち構える魂の死(価値があると思っていたものに飽き、そのうえ加齢によって感性が磨耗するので新しいものに興味を持てなくなる虚無)から逃げ続けるぞっ!
ウオー👊🤣