日記:五月十八日 鉛筆ぺろぺろ時代

(流石にタイトルは書かないけど)大昔の海外ミステリを読んでいたら「鉛筆を舐める癖」が推理のロジックに組み込まれていて、「おっ若い世代でもインターネットで検索すれば『昔の鉛筆は芯の品質が良くなかったので唾液で湿らせて色を濃くすることがあった』と理解はできるが一旦検索を挟まなくてはいけないため素直に驚けないやつ~~」と思ったが、過去を振り返ってみると(上品でない)爺婆が鉛筆をぺろぺろする場面はこれまでの人生で何回か見てはいた。その小説の初出が第二次世界大戦以前なのは、つまり戦前にはみんな鉛筆をぺろぺろしていたという事実を意味している。そして(上品でない)爺婆達が全員戦後生まれなのから考えるに、戦後のある時期までもみんな鉛筆をぺろぺろしていたのだろう。人間が鉛筆をぺろぺろしていた期間って存外にめちゃくちゃ長いのかもしれない。

 では我らデジタル世代としてはどうするべきか?言うまでもない。キーボードをぺろぺろ舐めて対抗するべきだ。パソコンくんの誇りってヤツを見せてやろうじゃないか。

 察しの良い人はもう気づいたかもしれないね。このブログが舌で入力して書かれたってことを、さ……

 

 

 

おわり