午前七時五十分から八時までの十分間で一時間以上寝た。「コイツ何言ってるんだ?」とこれを読んでいるあなたは呆れているかもしれないが聞いて欲しい。八時に起きるつもりでアラームをセットして、その十分前、七時五十分に一度目が覚めたところまではよくある普通の朝なのだが、そこからの二度寝で得た睡眠はどう考えても十分間の深さではなかった!一時間以上熟睡した感覚が全身に満ち満ちていた。長い長い夢を見たような朧げな記憶の欠片すらあった。
もしかして半日寝たのか?ひょっとして丸一日!?と初めに疑ったが、アラームで震えるスマートフォンを何度眺めても八月二十三日の午前八時である。時空が歪んでいるのでなければ何か致命的な勘違いをしているに違いないと確信し、七の次って八だっけ?時間を数える時って六十進法でいいんだっけ?とまで寝起きの頭で疑ったが何をどう確認しても客観的にはたったの十分しか経っていないのだった。こういう不思議現象なら毎日発生して欲しいものだ。
おわり