日記:一月二十九日 今からでもめちゃくちゃ頑張れば野球選手くらいにはなれるだろうと素朴に思っている自分もいる

 いやバットに触った回数は片手で数えられるし、動体視力が貧弱すぎて飛ぶボールを目で追えないし、冷静に考えるまでもなく無理なのはわかっているけれど、こういう子供じみた万能感のフィルターを取り払って眺める世界のなんとワクワクしないことだろうか。広がるのは砂嵐の吹きすさぶ枯れ果てた荒野のみだ。いわゆる“現実”というものを直視してなんか良いことあるんだろうか?ないので我々は義務とか責任の話を有史以前から繰り返してきたのだろうし、義務と責任を重んずる規範にコミットした人間に成熟してなんか良いことあるんだろうか?と問いは後退していくばかりで、であるならばこそ我々はイチローであるとか大谷翔平を心の底から舐めくさり緑豊かな心の平原を守るべきと考える次第である。

 

・今日の生活

 ボディソープがなくなった。

 テッシュもなくなりそう。

 マウスの電池蓋が消滅した。

 

 

 

おわり