日記:二月十日 令和最高峰のリッチな演出とそうでもない脚本、仮面ライダーゼッツを観ているときの気持ち

 ゼッツの1クール目は心の扉を探すこととナイトメアを倒すことが繋がってるようで繋がってないから夢主が誰なのか推理するパートが「これ何の時間?」ってなりがちだったんだけど、まさか物語が複雑骨折しているとは誰も思えないくらい堂々と振舞うことで「おれの読解力が足りないのかな、ゼッツって難しいな」と勘違いさせる剛腕パワープレイをやっていて、なるほど何事も自信が大事なのだなぁとよくわかる。

 じゃあ高橋祐也が得意とするライダーバトル展開が主軸になってきた2クール目からは素直にめちゃくちゃ面白いのかと言えばそうでもなく、いっぺん皆さん腰据えて中長期的目標を共有する機会を設けませんか?という雰囲気なのだが、でも令和ライダー最高峰のリッチな映像演出のおかげで全然楽しく観れてしまえるので、もしかして映像作品において“面白い脚本”なんて別に必要ないんじゃない?って気持ちになってしまう。なんならAIでさっと出力させればそれでいいのかもね。皮肉ではなく。

 

おわり